バイナリー・オプションの仕組みについて
「バイナリー」とは英語で2進数を意味します。その2進数とはプラスとマイナスなのですが、その名の通りルールは非常にシンプルで、取引判定時間に基準レートより「上がるか」「下がるか」のどちらかを当てるだけです。
判定時間は1分、5分、1時間など取引業者によって選択可能なコースが異なり、もし当たった場合は購入資金の2倍未満から20倍程度の配当金が受け取れます。もし外れた場合は購入金額は0となります。FXと異なる点は、ロスカットもなく利益・損失がメンタルによって増減しないという点です。また短時間で連勝すれば資金を大きく増やすことができるため、手法によってはFXよりも資金効率の良い資産運用方法と言えます。
このように購入時に最大利益額と最大損失額が予めわかるのがバイナリ―・オプションです。
バイナリー・オプションの判定方法
バイナリー・オプションの判定方法は3種類
バイナリーオプションのルールは非常にシンプルながら、判定方法が3種類あり、基本的には「上がるか」「下がるか」と、どの時点で利益が発生するのかという判定方法が異なります。
※2013年から国内業者では自主規制が予定されています。具体的には、判定時間の長期化、取引回数や金額の制限、レンジ外禁止、完売理由の開示等。
また、FXと同様に株と異なり24時間売買が可能で インターネットが使えれば世界中のどこにいても取引ができます。 日本時間の5時にオセアニア市場、8時に東京市場、16時にロンドン市場、21時にニューヨーク市場となり、 特に日本人が在宅している22~24時は東京、ロンドン、ニューヨークの活発な時間帯が重なり大きく動くため、日本人はFXに恵まれている環境と言えます。
バイナリー・オプションの判定方法
HIGH&LOW(ハイアンドロー)
取引業者によって異なりますが、取引判定時間に基準レートより「上がった」「下がった」かが判定基準になります。あくまでも一定の取引期間後に基準レートより上か下かということだけで判定します。一般的にバイナリ―オプションで広く採用されているのはHIGH&LOWになります。
払い戻し倍率のことを「ペイアウト倍率」と呼び、定額と変動の2種類があります。
定額型(ペイアウト倍率が低い)=無条件で定額の払戻し金額が受け取れる。
変動型(ペイアウト倍率が高い)=購入のタイミングで投資金額と払戻し倍率が変動する。
ワンタッチ
取引時間内全てが判定基準になります。取引時間中に円が目標レートに到達するか、しないかで判断されます。取引時間内全てが勝負時間となるので、取引時間内に1度でも到達していれば達成ということになります。
レンジ
円安目標レートと円高目標レートが決まっており、決められた値幅内のことを「レンジ」と呼びます。レンジの判定基準は、上がってもと下がっても取引判定時間中にレートがレンジ内に収まっているかが判定基準となります。どちらに動いても、決められた値幅から超えなければ達成です。